以前のパチンコとは根本的に違います
ところが、トマトが食べても大丈夫なことが知られるようになると、イタリア人は積極的にトマトを料理に使いはじめた。
トマトがさまざまな料理のうま味だしのベースに使えることもわかってきた。
こうしてトマトソースをベースとする現代のイタリア料理が誕生したのである。
トマトがあれば、グルタミン酸ソーダはいらないトマトがいかにイタリア料理のうま味だしとなっているかを証明するのは、イタリア人が年間に使用するうま味調味料=グルタミン酸ソーダの量が決定的に少ないことだ。
現在、日本人が年間1人あたり850グラムのグルタミン酸ソーダを消費するのに対して、イタリア人は年間24グラムしか使わない。
ちなみに、世界でもっとも多くグルタミン酸ソーダを好むのは東南アジア地域で、中でも台湾はなんと1人あたり年間1800グラムも使っている。
これに対して、もともとグルタミン酸ソーダを使う習慣のなかったアメリカ、ヨーロッパでは、アメリカで年間190グラム、ヨーロッパ全体では200グラムと少ない。
イタリアでは、そのただでさえ少ないヨーロッパ平均の半分程度しか使用していないのだから、いかにトマトがイタリア料理のうま味を支配しているかがわかるだろう。
これまでトマトといえば野菜サラダでしか食べてこなかった日本では、トマトがうま味の決め手になることが知られていない。
昆布でだしをとることは知っていても、トマトがうま味の材料になることは知らないのだ。
イタリア、メキシコなど、トマトを食材として大量に使う国では、トマトは料理にとってだいじなうま味のソースだ。
たとえばメキシコでは、すりつぶした生のトマトを醤油やウスターソースのように料理にかけて食べる。
レストランに行くと、すりつぶした生のトマトに青トウガラシ、きざんだタマネギを加えたソースが何種類か用意されていて、トウモロコシのパンであるトルティーヤやステーキに添えて食べるようにしてある。
ハンバーガーショップでも、同じようなトマトソースが用意されている。
もちろんそれらのトマトが、ピンク系の生食用トマトではないことはいうまでもない。
加工用トマトは、温室育ちのトマトとは育ちがちがうだいじなことを忘れていた。
桃太郎のようなピンク系トマトと加工用の赤いトマトの間には、もっと決定的なちがいがある。
みなさん、トマトは1年のうちでいつとれる野菜でしょうか。
そう、夏なのだ。
トマトはキュウリ、スイカ、メロンと同じように、夏にとれる。
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